磨けば光る
もう10何年も前に知人にいただいた
「プロ御用達の食器磨き」なるものを
魔窟(キッチンの引き出し)の隅に発見、
あまりの暑さでぼ~っとするあまり
普段やらないことをやり初めまして
その結果がこれ✨ピカピカ✨
このケトルは後ろのやかんと同時期に買ったものです。
光り具合が全然違う…
こんなにキレイになるものなんですね…驚き。
というか、普段の手入れしなさすぎ。
英語で「磨けば光る」といえば
"a diamond in the rough"
そしてこれから連想されるのは
映画『アラジン』(1992年 ディズニー作品。
原案は『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』)。
主人公アラジンを表す言葉として使われていました。
a diamond in the rough=原石のままのダイアモンド
イメージがパっと頭に浮かびます。
目の前が明るくなるような、勇気が湧いてくるような
素敵な言葉ですね。
生徒の皆さん!😊
I'm sure every one of you is a diamond in the rough!
(I hope to be like that too…!)
『千夜一夜物語』と関連して、
昨年あたりに見たジョージ・ミラーー監督の
『アラビアンナイト 三千年の願い』
(2023年日本公開、原作はA・S・バイアット『The Djinn in the Nightingale's Eye』)
は、ロンドンに住む現代女性の前に魔人(The Djinn)が現れて…
というストーリー。
主人公のnarratology(物語論)の研究者の
アリシア役にティルダ・スウィントン、
魔人役にイドリス・エルバ。
贅沢で豊かな、余韻の残る作品でした。
ジョージ・ミラー監督と言えば、なんといっても
『マッドマックス』かもしれませんが、
『アラビアンナイト 三千年の願い』を見ると
さらにジョージ・ミラー監督の世界観、創作の動機が
わかったような気がしました。
キーワードはnarrative…でしょうか。
暑い暑い夏、いつも以上にぼ~っとしていると、
頭の中で連想ゲームのように思いが巡り始めます。
これも私の中のささやかなnarrative。
この世にいる間はnarrativeの力を借りて、
より豊かに生きたいものです。
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